木箱ばかりがクローズアップ

ある頃、大きなギフト卸の方が「最近は木箱に入れれば何でも売れる」「木箱の分だけ中身の質が落ちているのに、木箱に入っているとありがたがられる」と言っていたことを思い出した。

あの現象は本当におもしろい。木箱はどう転んでも紙の箱よりもコストがかかるので、例えばギフトの世界でよく売られている価格というのは2000円、2500円、3000円というようにキリのいい上代が設定されている以上、同じ2500円のタオルなら紙箱のほうがタオルそのものの質は良いことになる。(もちろん様々な要因によって価格は成り立つのでそう単純でもないことはわかっている)

にもかかわらず木箱に入ったものはよく売れる。食品でもお菓子でも寝具でも。

木箱に入るとどうしても重量が出て物流費が膨らんで本当はメーカーも卸も小売店(通販)もいいことばかりではないんだけど、きっと当分この傾向は変わらないでしょうね。

出産祝いの話からは随分と離れましたね。笑

出産祝いについて思ういくつかのこと

出産祝いのお店を退職してから感じた、出産祝いの良いことと悪いこと。